昆明空港8:40発MU537便で、
大阪に帰るため国際線ゲートで出国手続きも済ませ
後は飛行機に乗るだけでした。
国際線待合所で待っていると制服姿の係員が来て
パスポートを確認した後、
もう一度出国審査の所に来てくれと言います。
MU537便は、便名も飛行機も同じだが、
上海経由なので、昆明から上海間は国内線扱いなのです。
昆明での出国を取り消すので、出国手続きは上海でしてくれとの事で、
昆明での出国スタンプには、
キャンセルのスタンプが押されてしまいました。
国際便なので、
おっさんは、当然昆明で出国手続きをするものと思い込んでいました。
少し前までは、関空直行便が有った性かも知れないが、
国際線ゲートを通す方も通す方で、
数少ない国際便なので間違えたようです。
そんな田舎の国際空港なので、直ぐに見付けてくれたのでした。
国際線にしては小型のB737は、
殆ど日本人団体客のがら空きで昆明を出発、
2時間半で上海の浦東新空港に着き、
係員の後ろを延々と歩かされて出国手続きを済ませ、
バスで同じ飛行機に戻り、着陸一時間後に関空へ飛び立ちました。
間違えられるくらい早く行ったのと3,100元≒42,300円の正規航空券?なので、
何時もの翼が邪魔な席と違い、翼前の窓際席からは下が良く見える。
茶色い海川や道の中国と違い、
山の上のゴルフ場まで舗装路が続く韓国を横断する。
それだけで、韓国の豊かさが分かるようだ。
「お飲み物いかがスッか?」
おっさんは、この半年の放浪で、一回りも二回りも大きくなった様だ。
「団塊のおっさん初バックパッカーする」編 おしまい。