アジア放浪と里山輪行

ボッーと流されるままの人生を送って居る時、澤木耕太郎の放浪記「深夜特急」に感化された貧乏放浪旅です。 将来僅かな年金で沈没(旅の途中長期に留まる)しながら放浪をするには、如何ほど有れば出来るか、リタイア生活の予行演習でも在り、日本人に生まれた幸せの確認旅でも在りました。 男のロマンか経済格差を利用した卑怯者か?

カテゴリ: 大理・麗江 05年

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昆明空港8:40発MU537便で、


後は飛行機に乗るだけでした。



国際線待合所で待っていると制服姿の係員が来て

パスポートを確認した後、

もう一度出国審査の所に来てくれと言います。



MU537便は、便名も飛行機も同じだが、

上海経由なので、昆明から上海間は国内線扱いなのです。



昆明での出国を取り消すので、出国手続きは上海でしてくれとの事で、

昆明での出国スタンプには、

キャンセルのスタンプが押されてしまいました。

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国際便なので、

おっさんは、当然昆明で出国手続きをするものと思い込んでいました。



少し前までは、関空直行便が有った性かも知れないが、

国際線ゲートを通す方も通す方で、

数少ない国際便なので間違えたようです。



そんな田舎の国際空港なので、直ぐに見付けてくれたのでした。

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国際線にしては小型のB737は、

殆ど日本人団体客のがら空きで昆明を出発、

2時間半で上海の浦東新空港に着き、

係員の後ろを延々と歩かされて出国手続きを済ませ、

バスで同じ飛行機に戻り、着陸一時間後に関空へ飛び立ちました。

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間違えられるくらい早く行ったのと3,100元≒42,300円の正規航空券?なので、

何時もの翼が邪魔な席と違い、翼前の窓際席からは下が良く見える。

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茶色い海川や道の中国と違い、

山の上のゴルフ場まで舗装路が続く韓国を横断する。

それだけで、韓国の豊かさが分かるようだ。



「お飲み物いかがスッか?」







おっさんは、この半年の放浪で、一回りも二回りも大きくなった様だ。



「団塊のおっさん初バックパッカーする」編  おしまい。




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今日(05年5月26日)の昆明空港8:40発MU537便で大阪に帰るので、

6時前に起きました。



今朝も、湯は出ませんが、水は出ましたので、

気合を入れてシャワーを浴び、

昨晩整理したバックパックに、Dバックを小亀の様に背負わせ担ぎます。



旅の半年間穿き続け、

太股が変色してしまったズボンや地図等を旅館に残しても

バックパックは、パンパンに膨らんでいます。



最後の晩でしたが、昨晩も何時もの快餐食堂で飯を食べ、

駅前の土産物屋で、軽いが嵩高いプーアール茶を買って、


まるで、塵出しのパッカーでした。

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工事中で、足場の悪い駅前を通り、

空港行き路線バスが出ている春城路まで歩いて行き、

52番バスに乗りました。

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バス代1元を料金ボックスに放り込むと、

運転手は、荷物持ち込み料金を払えと言います。



バスに乗る時の常識で、小銭は用意していますが、

バス料金の1元(14円)しか用意をしていません。



釣も貰えないのに10元札は払えませんので、

残っていた2角(3円弱)を畳んで放り込みました。



多分少ないのは、分かっていたでしょうが、それ以上は言いませんでした。



昆明空港行きバスに乗るのは、4回目なので、

何の不安もありませんでしたが、荷物代は想定外でした。



空港は、数キロしか離れていない街中にあるので直ぐに着きます。

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直ぐに国際線ゲートで出国手続きも済ませます。




スムーズに事が運び、後は飛行機に乗るだけでした。

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国際線待合所には、ネットサービスも有り

最後のメールチェックをしていると何かアナウンスしていますが、

文字と違って言葉はちんぷんかんぷんなので何も分かりません。



そして暫くすると制服姿の係員が来てパスポートを確認した後、

もう一度出国審査の所に来てくれと言います。



そして、出国スタンプの上から

キャンセルのスタンプが押されてしまった。



つづく



最後の最後まで引っぱります




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昆明は、11年前のパック旅行で著名な所は行っていた性も有りますが、

比較的公園が好きなので、近辺の公園に行くつもりでした。



結局行ったのは、当時に行かなかった雲南民族村だけでした。



昆明最後の日は、52番バスに乗って大観公園に行く事にしました。

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日本では、見かけない両足にフロートを付けて水上を歩く、

水上歩行機(10元≒140円)をしましたが、

別に怖くも面白い物でも有りませんでした。



滇池の一部が公園に成っているのだが、

市内の堀が広い滇池に流れ込んでいる所なので、水は汚かった。

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公園では、凧揚げをしていたが、全員大人で、

夫婦で上げに来ている者もいましたが、日本では先ず見られない好い光景だ。 



直径30cm位の大きなリールに1000mほどの糸で、

200m位まで上げる。

西洋カイトと同じ様なので、技術は居らない様でした。



フラッグポールが、何本も何本も立ち、各国の国旗が旗めいているが、

見た事も無い小国の旗が有るのに、

隣の大国、日本の旗が無いのには、意図的で不自然だ。




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市内バス小西門で降り、市内中心部を横断

やっと土地感が掴めた頃には、何時もその街を去る事に成ります。



8年前(97年)の汚くてサンダルのまま入る公衆浴場に、

もう一度行きたくて探しましたが、


見付ける事は出来ませんでした。

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その付近も古い建物を壊していました。

3年経った今は、もう30数階の摩天楼に変わっている事でしょう。



色々中国の悪口を書き連ねましたが、

行く度行く所で、中国の発展振りを見ていると

国のパワー潜在能力の凄さを感じずには居られません。




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