雲南省玉渓の街は、
“地〇の歩き方”に、九龍池公園位しか見所がないと載っています。
バスは、聶耳公園から出ていると書いていますが、
大きな公園なので一時間も探し回って乗りました。
ところが、着いた所は新興住宅地で、間違えて乗ったようです。
乗り換えたバスも同じ様な感じです。
九龍池公園には行きそびれたが、玉渓は、旧市内を始め好い町だと思います。
中心部に戻り、荷花池に行きました。
小さな公園に成っているのですが、
年寄りのたまり場で、麻雀大会々場の様でいっぱいでした。
公園のトイレは、有料ですが僅かに1角≒1円35銭、
顔パスや常連で払わない者もいるだろうし、
幾ら物価や人件費が安いとは言え、300人来ても400円。
その位なら無料にしたら良いのにと思いながら二度目は我慢しました。
今でこそ、中国の食料や薬品は信用有りませんが、
安全ばかりを優先して効かない日本の薬と違って、
当時のおっさんは中国の薬が安くて良く効くと妄信していました。
そこで、処方薬局に入って、
2週間分の風邪薬(14元≒200円)と
車酔い止め2箱(17,8元≒240円)を求めました。
白衣を着て大勢いる薬剤師は、
医者に行けない人達には先生であり頼りに成る良き相談役の様です。
景洪では、酔い止めを買った心算が、咳止めだったので、
効能書を良く見て、ケースから出して貰らってからも良く確かめました。
横文字ならちんぷんかんぷんの所ですが、漢字なので感じは掴めます。
中国は、街々の人口に比べて病院が少ない様に思います。
その性かケーブルテレビでは、
何時も無駄な宣伝をしていると思いながら見ていると
外国ほども遠い、満州や北京・上海の病院の宣伝が流れ、
それと薬ばかりのCMです。
CMのレベルは低く、画面をチカチカさせた絶叫型ばかりで、
電話番号を連呼します。
番号は、必ず裾広がりのパー(8)パー(8)パー(8)・・・・・・・・です。
今年開かれた世界大運動会が、
08年8月8日8時8分に開かれたのと同じ事で、元が良いからです。
この街は、やたらと果物屋が多く、
大層立派な化粧箱に8ヶ入れて売っていました。
次は、昆明編に続きます。