2004年12月27日
二週間居たハノイを発ち寒さを逃れて
旧南北ベトナム国境近くの町ドンハ(DongHa)に行く事に決めました。
ハロン湾やタムコックツアーで世話に成ったクラッシックホテル内にあるODC
TRAVELに行きましたが、誰も居ません。
市内バスでハノイ駅まで買いに行き
第一希望の今夜19時発の特急4人部屋
ソフトスリーパー券(353,000ドン≒\2,470)が取れた。
ベトナムの鉄道は、2等と1等が、そんなに違わないのは、
ハイフォンからハノイまで乗って 学習済みです。
お世話に成ったホテルは細かい事は言わないだろうが、
12時のチェックアウトタイムに間に合う様に
一生懸命帰って精算しました。
毎日の様に前を通り、最後まで行かなかったフォアンキエム湖にある玉山祠
(3,000ドン≒\20)にも行き、念の為ベトナム銀行ATMで
限度額の200万ドン≒\14,000も引き出した。
駅に行く市内バスは、ウロ覚えなので焦りましたが、
40分前には駅に着き二人に聞くと共に待合所で待てとの事でした。
高校生位か、女学生が数人姦しい。
いや、五月蝿すぎる。
何処の国も同じなのか、この年頃の女は喧しい。
それだけで、イラついていたのでは無かった。
時間が迫って来ているのに案内板もアナウンスも無い。
有っても判らないから同じ事とは言え、乗り遅れるわけには行かない。
切符を見ながらウロウロしていると、男がバックをひったくる様に、
既に入線している列車の適当な寝台まで持って行く。
そして10ドル請求する。
おいおいお~い。
お前、切符も見んと、なんで席が分るんや!
それに何が10ドルや!
案内してくれたのは嬉しいが、
此処から其処まで運んで10ドルも払えるけぇ!
ばぁたれ!
ボルやったら、もっとそれらしくボレ。
おまけにクドイやないか。
赤帽でも無いくせに3,000ドン(\20)でも貰い過ぎやろ。
一等寝台は、食事が出る様な事を聞いているが、当てにはならない。
喰いぱぐれると精神衛生上良くない。
まずは、ビールだビール。
ホームの売店は、ろくなあて(つまみ)がないし値も高い。
小ミネラルが、5,000ドン≒\35もするのか
下手打った。
乗る前に用意するべきだった。
何の知らせも無く定刻に発車、別れを惜しむ若者が人前でキッス。
絵になっているぞ、ちくしょう。
ベトナムに来て初めて見たぞ。
13両(座席車は4両)の列車は、
線路が市電のように軒まで迫っているので、
30分間ほど市街地を出るまでは30km/h位しか出さない。
乗った一等寝台は、フエに行く白人バックパッカーが多く、
早くも宴会で盛り上がっている。
気の毒なのは、一番端の二人用寝台、
端なので通路の分寝台が斜めに削られて狭くなっている。
大柄な白人カップルが、ついていないよと云った感じで肩をすくめた。
ドンゴロスに入ったビールを売りに来たので求めると
出発したばかりなのに2缶しかなく、その白人と分け合った。
バックを鎖で繋ぎ枕にする。
同室は、二人のベトナム人と車掌だった。
一人は、ノートパソコンを持ち込んでいてネット?もしていたが、
ノートパソコンを見たのも初めてでした。
DongHaに着くのは、6時09分早朝なので乗り過ごしたり
南寧 の時の様に慌てなくて済むように
全員にDongHaに行く事を知らせて
“教えてくれよ”アピールをします。
頼んだ心算でした。
幸い二人ともDongHaで降りるらしい。
それでも油断はしなかった。