湖国草津宿の隣りの石部駅で降り草津線沿いを
湖南市・甲賀市・大和街道に出て
伊賀上野辺りまで余裕で行かれると思って居ました。
天井川なので道や電車はトンネルで潜る |
旧東海道石部宿は何回も行って居るのに
もうひとつ宿場町の雰囲気が無いと思いながら走って居たが
一本南側の道だと気付いたのは
次の水口宿近くまで行ってからでした。
滋賀県は飛び出し君発祥の地で設置数も全国一 |
一直線で走る鉄道沿いと同じ県道4号線は、
通行量が多く危険で面白味も無いので、
ジグザクに走っている内に、
伊賀上野どころか県境の柘植(つげ)も無理だと分かった。
別に気の向くままアバウトに走って居るので
旧東海道同様、惜しいとか残念とは欠片も思わない。
上の手裏剣忍ちゃんより飛び出し感は在るが 手足等を引っ欠け易そう |
其れよりも迷い込んだ里山の方が
10年程前の日本史オタク外人クイズ番組で
忍者流派を問う問題が出て
自信満々で “伊賀”と“こうが甲賀"と答え
出題者も『其れで、よろしいですか?』と念を押す。
非情にも、鈍く大きいブップ-ー音と共に、
『不正解です!』
何で何で「其れは無いやろう」
地理オタクだが国語力の無いおっさんは、
其の時まで甲賀は“こうが”と思っていたので
合点がいかなかったが、“こうか”と濁らないのが正解との事。
日本人でも殆どの人が、
甲賀を“こうが”と認識して居ると思われ
不正解は不正解かも知れないが、
日本人でも知らない日本史オタクの親日知日家に
大人げない喧嘩を売って如何すると思った。
甲賀市や湖南に行く度に思い出し
未だに、標識の振り仮名に“こうが”を見付けたくて
確かめずには居られません。
ブップ-ーのブップ―
世界の遺産、日本の伝統武芸術、郷土の宝、地元の誇り
忍者の里の甲賀を間違える者がいる筈も無い
ブップ―
プララ~ プララ~