南京に来る前、
親父が兵隊時代に過ごしたので寄って見たかった徐州・楊州・常州は諦め、
無錫→蘇州→周荘→上海と予定していました。
簡体文字と日本漢字は其れなりに似ているので
書けなくても其れなりに意味が解る様に成って居ましたが、
豊=丰や無=无は、余りにも違い過ぎるので手古摺って居た文字でした。
蘇州に行く途中の片側4車線高速で抜かした車に書かれた簡体漢字
无錫の看板文字を見た時に无錫=無錫とやっと気が付き
蘇州に着いて直ぐ無錫に引き返す無駄な事をしてしまった。
何も戻らなくとも蘇州から無錫観光のバスに乗れば良かったのも
切符を買った後に気付く始末だった。
何時もそうだ。
無錫の歩行街で中学校等の主催で音楽や踊りをしていたのが可也のレベルで、
他の街では見掛けない地下街や地下店舗がやたらと多く
日本料理店も良く見掛け、蘇州飛行場も無錫側に在る。
旅行者で無いファーランのビジネスマンも10人ほど見掛けて
この都市が中国で一番裕福に感じた。
其の分旅館は沢山あるのですが何所も高くて中々決められず
駅からも離れた辺鄙な所の金盛旅社にやっと決めました。
ホッとして荷物も解かずに外に飛び出し食事とメールをして深夜に帰ると
電気は消え鍵が掛かっている。
別に珍しい事ではないので、ノックをすると直ぐに開けてくれたのですが、
昼間は居なかった親父が何かを言っています。
もっと早く帰って来てくれと言っていると思い謝ると
どうも様子が違います。
娘が言うforeignerだけ聞き取れ、
来た来た キタ━━━━(゚∀゚)━━━━キタ
やっと悟りました。
中国では原則的に外人は☆☆☆以上のホテルに泊まらなければ成りませんが
泊まる前にパスポートを見せて日本人でも良いかと確かめて
2泊分を前払いしているのにも関わらずです。
許可してくれた娘は、親父をなだめてはくれるのですが、
親父は聞く耳を持ちません。
要するに解り易く言うと
娘の○○○は大きくて、親父のケツの穴が小さいと云うことです。
反省 上の一行末梢
今日はもう遅いから早朝に出て行くと言っても、
直ぐに出て行ってくれとの事で、帽子を被る(公安=警官)格好をして、
煩いので駄目だの一点張りです。
味方だった娘も決戦に備え、
手に用意したPC翻訳?英文の紙を持っています。
それには、おっさんにも分かる簡単な文で、
貴方は直ぐに出て行ってくれ、○○ホテルとXX大飯店なら大丈夫だから
タクシーまで案内すると書かれてありました。
これ以上粘っても駄目だと思い
バックを担ぎ其処を出たのが丁度真夜中の0時でした。
散々断られてやっと見つけた旅館を追い出され、
こんな時間から宿探しは大変、
可能か如何かは分からないが
インターネット屋で夜更かしする元気は有りません。
一泊100元(\1,700)~150元以上の超高級ホテルに
泊まる事に成るのかと覚悟しました。
余ほど悪いと思っているのか、タクシーを捕まえようとしてか、
後を付いてくる娘を追い返し、とぼとぼ歩き始めました。