アジア放浪と里山輪行

ボッーと流されるままの人生を送って居る時、澤木耕太郎の放浪記「深夜特急」に感化された貧乏放浪旅です。 将来僅かな年金で沈没(旅の途中長期に留まる)しながら放浪をするには、如何ほど有れば出来るか、リタイア生活の予行演習でも在り、日本人に生まれた幸せの確認旅でも在りました。 男のロマンか経済格差を利用した卑怯者か?

2014年02月

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中国で何時も泊って居た50元(\800)までの安旅館では、


総てに置いて問題無し何てな事はマズ、いやに絶対無い。

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特に水周りがいい加減で

此処も洗面器のホースが詰まり便座割れで取れているが、

此の程度は想定内の許容範囲で、

蛇口の摘みが折れている等は、

使う面には何の不都合も無いので気にもならない。



温水シャワーの条件付きで泊っているが、

其れでも湯が出ないも多いから

冷たく無ければ納得して居た。

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水圧の低い事が多く何時の間にか元栓を切られたり、

太陽熱温水器は天気が悪いと直ぐに水に成る早い者勝なので、

分かって居た時は余ほどの空腹時以外は優先的に入る。



此の宿の様に、取り付けから横漏れや抜けてしまう等の

日本では想像出来ないチープなシャワーホースもムカつく。



普通、繊維芯の入った厚手蛇腹ホースが付いているが、

熱に弱いビニールホースが付いている。

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俳便後、尻を洗おうとシャワーを持ってくると、

短くて届かないわ、折れ曲がって出ない事も在る。



おっさんが行くような食堂や旅館では、

蛇口が全部きっちり取り付けられて居ずグラグラ状態なので

直ぐに蛇口がいかれてしまう。



シャワーとホースの付け根も脆く直ぐにズルズルに成って、

ホースだけに成っているのも多く

総ての部品や取り付けがいい加減なので、

取り付けても直ぐに駄目に成る粗悪なパッキンやシャワー蛇口が

露天で売られている。






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南京長距離バス総駅 汽車はバスの事で列車は火車


無茶混みの鉄道は諦めたがバスも満員で、

重く嵩高いバックパックを膝上に抱えたまま南京まで行く事に成った。



殆ど高速の道中は、水の心配も無さそうな川も流れ工場等立地に恵まれ

飛行場も幾らでも造れそうな広大な平原には町は無く単調な道中だった。



派手なモニュメント付き長江大橋を渡り

13時過ぎ鉄道駅から西へ2km程のバス総站に着く。

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五一(メーデー大型休日)が近付いて来たからか デカイ花火で送ってくれた(合肥市) 馬鹿デカイモニュメントの長江大橋(南京市)


安徽省の省都合肥も大きい街だったが、200km東へ走った南京は、

地下鉄も走っている江蘇省の大都市。



南京は、ナンキンと発音せずナンチン、

北京もペキンではなくペイチンと言い

日本読みと同じなのは上海くらいで他は皆違います。



南京を流れる揚子江も長江=チャンジャン  

昆明=クンミン麗江=リージャン龍岩=ロンイエン

うんちくタレていますが、一生懸命発音しても通じませんので

結局は、漢字で書く事に成るのですが、その漢字が全然思い出せず書けません。

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南京駅南広場がそのまま玄武湖に繋がる 大阪で云えば 梅田・四ツ橋筋・難波・松屋橋筋に囲まれた一等地部分が全部湖に成っている感じだ


都会なので宿泊代は高いのは仕方がないが、華南に比べると高すぎて

駅の裏口なら安いと思って裏に廻って当たりました。

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何故か南京駅南広場から駅を突き抜けて北口に通り抜けられなかった


今迄に30~40元程度で泊って居た部屋を100元と云う。



10軒ほど当たって高めなのは分かって来ていたから

「50元位のレベルだ。それなら泊まる」と言って出て行くと、

予想通り追いかけて来たのでやっと決められた。



好い加減に決めたかったが、

早い時間で余裕が在ったので強気に出られた。

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南京の良い子たち


前日洗濯したままで濡れている服を乾かしたいのでハンガーを頼んだら

『没有=めいよう=無い』

「旅館やっていて洗濯屋の針金ハンガーも無いのか?

真昼間から若い娘が麻雀している間があるんやったら買って来い!商売道具やろ」

そんな難しい中国語を言える筈も無いので、

ハンガーの絵を描いて指差すだけでした。



其のハンガーも大抵の宿で泊る度に言わなければならないので、

覚えておくと便利と思うのですが、何度聞いても覚えられません通じませんのは、

?マークと△で書いた方が早くて解り易い事も有ります。

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鉄柵に掛けるには 安物のクリーニングハンガーの方が使い易かった


此処の様に干しロープが使えたのも珍しい事で、

普通は部屋干しで急ぐ時は窓の防犯鉄柵の間から外に出し鉄柵に掛けます。

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高層階でも防犯柵は必ず付いているが 火事の事を考えると其の方が怖い


窓からホームが直ぐ其処に見え、上海行きの新幹線車両和諧号が次々に入線し

鉄ちゃんとしては最高のロケーションでした。

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当時走りだしたばかりの新幹線車両“和諧号”上海行きが頻発して居た


鉄道駅は新しく空港の様に出入りを各階(3階建て)で分けているのに

南北に通り抜け出来ないのが不可解、

駅の表側に出るのに、駅が2km程の壁に成って表側(北)に出られない

一ヶ所駅北口の階段が在ったが駅に入る階段で、

通り抜けが出来ませんので駅南口近くのバス駅から宿まで随分歩かされました。



北口裏側に住む人は、2km程の大回りする事に成るのに

良く苦情が出ないものです。



もっとも駅がデカ過ぎて探しきれ無かった性かも知れません。





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