アジア放浪と里山輪行

ボッーと流されるままの人生を送って居る時、澤木耕太郎の放浪記「深夜特急」に感化された貧乏放浪旅です。 将来僅かな年金で沈没(旅の途中長期に留まる)しながら放浪をするには、如何ほど有れば出来るか、リタイア生活の予行演習でも在り、日本人に生まれた幸せの確認旅でも在りました。 男のロマンか経済格差を利用した卑怯者か?

2013年07月

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先人の住居跡 九合の洞窟中は滑り易かった


岐阜・西濃地域の河川沿いは殆ど走って居ますが、

未だ走って居ない長良川支流の伊自良川を見付けて行く事にした。

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田んぼの真ん中に本物のモスク 自由に入って下さいの張り紙で 入って見たい衝動に駆られたが 全くの興味本位で 信仰心も無いのに冒涜する気がして思いとどまった


上流から下流へは、合流を辿って行けば良いので迷う事は無いが、

逆方向は本流で無い支流に入り込んでしまう事が儘あるので、

今回も橋の度に確かめて北に向かいます。

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直ぐ近くにはプールも在るのに堤防の草を焼き払って居たのだが 如何な物か


山県市伊自良民俗資料館の案内標識で寄りましたが、

冷たい水をがぶ飲みした性かトイレを借りたい気持ちの方が強かった。

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安食の里山 右に流れるのは伊自良川 伊自良の里の古屋


館内なのにムカデ注意の張り紙が在る山村なのに、

クーラーが効き清潔な温水便座で、

矢張り日本は文明国の良い国だとしゃがみながら思ったものでした。

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伊自良図書館の玄関を入ると行き成りムカデ注意の張り紙 改良簇蚕棚


石の多い土壌に水が少なく稲作に適して居なく養蚕や柿渋作り等で

苦労したと知ったから尚更でした。

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柿渋づくりと昆ちゃんのオロナミンCが懐かしい昭和時代のたばこ屋(万屋)再現


行かないつもりでしたが、其処から伊自良ダム湖まで3㎞なので

元気も回復した事も在って寄る事にしましたが、

良い所なのに3組のカップルと猿を見掛けただけでひっそりとして居た。

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手前からさわやかドーム・ふれあいドーム・老人福祉センター・伊自良図書館民俗資料館 右写真は 伊自良ダム湖


湖を一周して県道91号線の標識通りに山に入って行くが

周りは果樹園で様子がおかしい、

どうも新トンネルを造って廃道になったが、

標識は其のままに成って居たようだ。

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先人の住居跡九合の洞窟(左写真の口の様な所)は無人だが 管理は良い


今回の最標高地点平井坂トンネルを抜け

後は坂が無いと思うと何時もの事ながらホッとする。

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チャチな感じがした防弾チョッキ 管理をする為の荷札を目立たなくする発想が何故無いのだろう 廃校後に歴史民俗資料館に転用されている美山町の北武芸小学校跡 玄関には意味不明の立派な御影石の廃校記念碑が立ち 生徒達では無く歴代の校長や議長の写真がずらりと展示されていた


内カーブを曲がった所で、

山の岸壁が口を開けた様に成って居るのを見逃さなかった。

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男のロマンこんな体験は幾つに成っても絶対に忘れない 美山町武儀川富永橋


九合の洞窟は、水の浸縮と隆起で幅16m×奥行き30mの石器時代の住居跡で

対向側は勿論、自動車の速度では気付き難い場所に在った。

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全員の拘りか 決まった川遊びの必需品 足元に注目


地主の好意で無料開放されているのは

地の悪さでお客が望めない出土品が荒らされている等

おっさんの一方的な思い込みだが有料にするほどでもないからかも知れない。

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岐阜市内から海に行くより断然近い


突き当たった綺麗だが冷たそうな長良川支流武儀川では

川遊びの人がいっぱい居るが、

神経質な人でも、此れだけ綺麗だと浸かるのに抵抗は無いだろう。

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水と戯れ涼む地元?のJK


其のまま武儀川を下って行っても良いのだが

長良川沿いは何回も行っているので、

美山大橋から国道256線を岐阜市方面に南下

標識を見て20kmも無く意外に近い事を知った。

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スケーターでデイト 美山町岩佐の里


山県市伊佐美からは混雑する国道を避け

好い感じの伊自良川支流鳥羽川沿いで岐阜駅まで出ました。




色々と変化が在って楽しめた伊自良川から南部山県市周遊を参考にしたルートラボのコース地図




今回も何時も同様、一方的な偏見や思い込みに、想像と妄想で書いて居ます




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愛知県南知多町豊浜の鯛神輿 眼や口に尾びれが動きます


時計回りや北部は二回行っているので、変化を付けて

知多半島の南部を反時計回りに一周して来た。

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愛知県武豊町の長成池 藻が異常発生して居るのか 気味が悪い程緑色だった 愛知用水のスケールにも驚かされる 調整堰(常滑市)


5時起きで10時半に武豊駅に着くと暑い

そして半島を西に横切って新鮮な魚料理が食べられる

更に南の漁港まで我慢ができず

暑さと空腹で11時の開店を待ってまでして

某回転寿司屋に入って仕舞った。

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墫水の里山と沖合の中部国際空港が望める墫水港


半島横断も一番楽そうなコースも選んだのは、

前回学習していたからで中部空港が望める墫水港まで出て

後はなるべく国道を避けた海岸沿いの道を南下します。

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もう使われなくなった本場の常滑焼の壺 貝採り漁のおばちゃん


浜砂が溜まっている所も有りますが遠州灘程でも無い

次々と在る海水浴場を縦断して行くが

夏休み前を割り引いても泳ぐ者が少ない。

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野間崎灯台と南知多町内海の千鳥ヶ浜海水浴場に泳ぎに来た良い子達


原発関連は少ないとしても津波も怖いのか

地元の商店の人に聞いても年毎に民宿も無くなり激滅との事でした。

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祭りに合わせて製造中の神輿
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半島壱弐の漁港豊浜で、製作中の祭り用鯛の山車は驚かされた

此れではデカ過ぎて浜だけしか練り回せない。

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まして狭い漁村の道なら尚更と思ったが普通の広さで心配なかったが、

其れでも通路や電線等の事情により、

昔の鯛に比べてずいぶん小さな鯛に成っているそうだ。

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外国の切手にも成った奇祭の本番を見逃したが

拙ブログの訪問者に紹介しますので是非行って観て下さい。

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ぴちぴちキラキラ獲れたての美味しいそうなイワシ カラスも狙って居た


前回も中途半端な時間で食べる事が出来なかった魚ひろばは、

今回は閉店間際で誰も居ず、

次に行った巨大観光市場食堂魚太郎もラストオーダーが終わった所で




豊浜鯛まつりの事が良く分かるパクリYouTUBE




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今にも動き出しそうな程に保存されていた 地元の想いが一杯の旧谷汲駅


最近は、勾配の無い川沿いコースばかりに行っている。



大河の堤防道は幹線道に成って居て通行量も多いので避けたいが

自転車道や遊歩道に成っている所も多くて安全で快適に走られる。

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水害から守る為の輪中堤が遊歩道に成っている 牧歌的な草の巻物(揖斐川堤)


其れに此の時期は堤防沿いに植えられた桜等の並木道が

日差しを遮ってくれるのが良くて

並木が両側ならトンネル状に成って尚好い。

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昔使っていた麺製造機が看板替わりの麺屋と老舗の染物屋 揖斐川町


大垣市は水都と言われ位に流れる河川の多く

川を渡る度に河川名を確かめながら輪中堤路を走り

輪中堤から揖斐川支流の各堤防道を乗り継ぐように揖斐川町に出ました。

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舟運で栄えた町の揖斐川民俗資料館 駄菓子屋の割れた陳列硝子ケースは 点々と紙を貼ってリアルに修理されていた
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ダム工事で水没するので徳山村から移築された200年前の古民家


町の集落を抜けると両岸の山が迫り人家も少なく成り

此の先の日本一の徳山ダムから滋賀県木ノ本に抜けたい気持ちは在るが

登りのキツサが半端でないのは調べ済みです。

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揖斐川から徳山ダムへの上流は山深く成って行く 恋の吊り橋


対岸に渡り引き返す地点を恋の吊り橋にしたが

若者受けを意識した観光橋で、わざわざ行くほどでもなかった。

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道の駅夢さんさん谷汲緑地公園と華厳寺参道の各店先に飾られた竹雛飾り


左岸の国道を揖斐峡大橋まで戻り県道40号線を谷汲に向かう

此方の秘境度も可也の物だが

予想外に楽に今回の最標高地点岩坂峠のトンネルが見えた時に嬉しかったのは

後は下る事は在っても登り坂は全くないからです。

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ホーム幅の広さで 大勢の参拝者が居た事を想像できる 旧名鉄谷汲駅


神社仏閣の興味や信仰心も無いので、

薄墨桜と共に桜と紅葉の名所華厳寺山門前に着いた時も寄る気は無かったが

観光資料館(休館中)に寄ろうと桜並木の参道を入って行くと

土産物店、飲食店、旅館など1kmもの門前町が続いていて

参拝者の多さを偲ばれる。

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神海駅に入線する 揖斐川支流根尾川沿いを走る樽見鉄道大垣行き単行


仁王門まで行ったが階段が見えたので引き返した。



12年前廃線に成った名鉄谷汲線の谷汲駅が

今でも営業して居る様に保存されていた。

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13年前の廃線跡は様々な状態で残って居た


勿論鉄ちゃびんですから谷汲線の存在は知って居ましたが、

樽見鉄道谷汲口駅付近の過疎振りを見て居たので

何故こんな所に路線を引いたのかと云う疑問が解けました。

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ホームだけが残って居た旧名鉄谷汲線唯一のすれ違い可能駅北野畑駅跡 樽見鉄道の本社が在る本巣駅


駅だけでなく路線後も残って居ますから辿らずには居られません。



整備された遊歩道や自転車道では無く

他の名鉄廃線跡の様に、線路や信号等の施設を撤去しただけで

其のレアさが魅力ですが砕石や雑草が茂っている所も在って

自転車どころか歩くにも困難で諦めました。

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本巣市糸貫川蛍公園と瑞穂市犀川の輪中路


根尾川・本巣に出れば数回来た道なのでなるべく今迄に通らなかった

糸貫川・犀川から輪中堤を走り大垣に戻りました。



今回唯一の飛び所リンクはトンネルですが R18指定のエロい記事なので 敢えてお勧めは致しません



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