アジア放浪と里山輪行

ボッーと流されるままの人生を送って居る時、澤木耕太郎の放浪記「深夜特急」に感化された貧乏放浪旅です。 将来僅かな年金で沈没(旅の途中長期に留まる)しながら放浪をするには、如何ほど有れば出来るか、リタイア生活の予行演習でも在り、日本人に生まれた幸せの確認旅でも在りました。 男のロマンか経済格差を利用した卑怯者か?

2012年03月

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半島を完走したくて残り(75~90㎞)の南部を走って来た。

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未明起きで 特急車両の普通に乗られたが 18切符シーズンと在ってか残念ながら座れず立ちづめだった  何時見ても雄々しい伊吹山


最近は、だらだらと40~50㎞位しか走って居ず、

気合を入れてスタートした心算だったが、

ゆっくりした食事時間に、恒例の花粉症の洗礼

点在する古い町並みの漁村に入り込んで、予定通りの距離を稼げない。

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海岸沿いだけで一周する予定だったが・・知多半島美浜町のビジネス旅館堀田屋


南知多は、北部の工業地帯や中京通勤圏と違って、

海を生かした名古屋からのリゾート地でもありました。

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美浜町の蔵  漁師町の狭い道を新しい籐製の乳母車の様な車を押していた



次々と現れる潮干狩り場や漁港には、幾らでも鮮魚を食べられる所が在って

最初の大きな海鮮市場魚○郎で昼食をしたが焦る事は無かった。

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数の子入り鰊や目の前の海岸で採れたアサリも売って居た 網元魚○郎


各漁港では、

此の時期に解禁に成ったばかりの小女子(こうなご)を干している。



売っているおばちゃんに、『小女子は何の子魚』と聞くと

『小女子は小女子』と胸を張って答える。

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名古屋らしく海鮮も味噌ダレ完備  砂を入れたプラ舟は餌用ゴカイの養殖でした


神戸名物いかなごの釘煮と解禁時が重なるのでいかなごと思うが、

甘辛く炊き込んだ物よりシラス干しで売られているのが殆どで

生乾きを摘まみ口に放り込むともちもちとした味わいが堪らなく旨い

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コールタールの板張りが珍しかった 南知多町大井の古い町並み



イワシといかなごの違いは有っても、とれとれの鮮度には変わりない。

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聖崎海岸で貝拾い  猫が狙っているので油断は出来ない 南知多町大井漁港


勿論買い求めて翌日食べたが、行く先々で試食した時の

もっちもち感は無くなって居た。

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南知多町大井 聖崎公園の桜は まだ早過ぎた


若干鮮度が落ちただけで無く、産地と土産の差か?

納得して買ったが思う程でも無かったのは、土産に良くある事だが、

其れでも残りを4~5日美味しく食べられました。




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ムイネ等のリンクに飛んで欲しいのがミエミエですが、素直に誘導されて下さい。


    

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焼津を流れる瀬戸川から直ぐに分岐する朝比奈川沿いが

太平洋自転車道に成って居て、旧東海道岡部宿や宇津ノ谷に行けます。

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今迄は 休館日や時間が合わず入れ無かった焼津漁業資料館  漁船と鮫の歯


瀬戸川の道が予想以上に好い感じなので其のまま進み

他にも分岐する川が多い事も在って少し迷い、

遠回りにも成りましたが二度目なので余裕を持って岡部宿に着いた。

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瀬戸川右岸  ①④⑥枚目の写真の様に 自転車道は 全国白柵に成っている


目的の大旅籠柏屋は、

4日まで公開される等身大の雛人形を始め旅籠の様子が良く解る展示でした。
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朝比奈川左岸沿いの自転車道  河原の野草を摘んで居た


此処からは、前回岡部の観光案内所で勧められた

サイクリングやハイクコースに成っている朝比奈川を上流に向かいます。

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旅人にお酌  旅籠前で花見  等身大の雛人形は 残念な事におばちゃ・・・・ 


勾配も殆ど無い道は、

蛇行した朝比奈川を貫く様に交差し何度も橋を渡る快適な道だが、

天気も気候も良くなると花粉症で辛い

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来月に御殿場市-三ケ日間開通する第二東名高速と玉露の里の茶畑


同じ道を引き返すのはつまらないので、周回コースにする様にしているが

花粉飛散時は、低い峠?も越える元気が無く

平坦な道も山道に成り掛けた所で無理せず引き返す事にした。

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朝比奈川に架かる新旧の歩行者用吊り橋  右はちゃっきり橋


腹も減って来たが、焼津=鮮魚の町で来ているので期待も大きく

その辺で軽く済ます事が出来ず焼津さかなセンターまで行きました。

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チップを固めたブロックに菌を植え込んで椎茸栽培していた
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中央に停まったまま中々出発しなかったのは お婆さんが降りるからでした


人気一番のメニュー駿○定食は、

思い込み過ぎ分損をした先ず先ず程度で、

美味しいマグロを食べたければ

何処でも良いから金を出して上物トロを食べた方が良いが結論だった。

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焼津さかなセンターは 毎水曜半分交代の休みだが広大なので無問題 岩塩


旧東海道藤枝宿の道は、駅まで長い商店街を

車に気を使って走った性か特に見所も無く駅に着いた。




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<上>五十岡駅 <下>浅羽記念公園と廃線跡では一番整備されていた浅羽駅付近



寒さと強風で5㎞程走っただけで帰って来ました。

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水路と桜並木の間が 一番原形を留めて居た  葵天下の山中酒造


そのリベンジ編で、今回も強風だが楽な追い風

雨続き後の強風で花粉が飛び回って居て余計に辛かった。

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老舗の栄醤油店と吉田屋和菓子店    大須賀町横須賀


自動車に追われ愛し惜しまれながら無くなったのが良く感じられる

廃線跡を辿って行くと車両や線路幅が小さい軽便鉄道なので

明らかに他の廃線跡より狭く感じる。

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古いが しっかりしている倉庫兼作業場の建物と使われていない井戸の滑車


沿線有数の町、横須賀に入ると線路跡も分からなく成ったが

充分満足して居ました。

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其れは、おっさん好みの古い町並みが、

俗化や観光地化されずに、

東西に走る旧横須賀街道に沿って残っていたからです。

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遠州路に春の訪れを告げる 三熊野神社大祭4月6日~8日


町外れの大須賀町民俗資料館の横を通った時に、

寄るか寄らないか迷ったのは、地元の人に悪いが、

何処も同じ様な展示品の民俗資料館に飽きていたからで、

有料なら入る気は有りませんでした。

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横須賀の古い郵便局は 公開保存の雰囲気だった


お決まりの農具や漁具の他に、

駿遠線関係の時刻表や運賃表等も展示されていたので入って良かった。

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此処より先は、御前崎に行った時に、2回走って居ますので、

山を避けつつ北上し、梅まつりは2週間前に終わったが、

まだ咲いて居た黒田家代官屋敷の梅(桜?)を観て菊川駅に急いだ。



菊川から旧東海道を金谷に抜けたい気持ちは山々だが、

石畳の峠越えに心の準備が出来て居ず

宿泊する健康ランドの在る焼津まで再輪行です。




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