龍勝(地図)郊外の少数民族桐(トン)族の村、銀水桐賽は、
“某それがしの歩き方”では入場料50元≒800円と書かれている。
時間的に舞踊ショーが見られないから引いてくれたのかも知れないが、
入場料は40元で、
切符も三枚綴りの手書き領収書をくれて入場券が無かったのは、
団体しか来ないからだろうか。
中に入ったらショーが終わった所で、
例によって出演者とツーショット写真を撮り捲っていたが、
肝心の風雨橋には、そんなに興味は無い様です。
40元も払ったのだからショーを見ようと思い時間を潰すが、
他には狭くて銀水滝以外は見るところも無いので、
次のショーまでの時間を持て余してしまう。
看板に書かれた通りに、上海からの団体が到着して
素朴な若い男女のトン族舞踊ショー始まった。
舞踊の幕間に見覚えある歌手が民謡?を歌ったが、
冴えない普通のおじさんなのに、高いサイン付きCDは、
取り合いをする様に売れている。
そしてカラオケ状態に成り、無理やりデュエットしても驚きはしない。
旅行中の中国人は、派手に楽しむから当てに成らないが、
上海からの団体が奪い合って合唱する位だから全国区スター歌手かも、
おじさん歌手は、前夜に桂林の歩行街で見かけたおじさんだった。
中国では、何処の町でも安い公共バスが便利だ。
行き先、経由地も漢字なので土地勘の無い者でも直ぐに乗りこなせて、
マイカーやバイクは程遠く鉄道も未整備な性で独占している事もあるが、
チョイ乗りは大抵1元(\16)程度と殆ど待たずに直行するので、
良く利用しました。
最近の都市部は、そうでもないらしいが、
高速を含め渋滞や無意味な信号も少ない。
中心部人口1~2万人位?の龍勝の町は、
地形や人口集中度が恵まれているのか中長距離以外、
3路線の町内公共バス(16円)が、10分置き位に深夜まで走っていた。
龍勝の町から銀水賽桐へ行くのに、
中距離バスの三江行きに乗り込むと怪訝な顔をされたのは、
何故、安くて便利な町内公共バスに乗らないかと思われたのだろう。
日本では、この程度の町ではとても考えられない路線と頻度だ。
まさに公共バスで、皆が利用すれば自動車は勿論、
バイクも自転車もいらないと云う事です。