アジア放浪と里山輪行

ボッーと流されるままの人生を送って居る時、澤木耕太郎の放浪記「深夜特急」に感化された貧乏放浪旅です。 将来僅かな年金で沈没(旅の途中長期に留まる)しながら放浪をするには、如何ほど有れば出来るか、リタイア生活の予行演習でも在り、日本人に生まれた幸せの確認旅でも在りました。 男のロマンか経済格差を利用した卑怯者か?

2009年08月

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幾らハゲでも、旅発ってから一ヶ月もすると毛が伸びて来るので、

散髪に行きました。



外国では初めて、最後まで男に散髪(5元=¥85)して貰いました。



女にして貰う方が気持ち好いのは分っているが、


其れで無くても怪しい散髪屋(美容院)が多いので、

オプションの按摩や耳掃除パック等を断り切れ無くて

高く(数百円)付いてしまうからです。

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それだけでは有りません。



カットと最小限の襟剃りだけなのに新品の剃刀を使わしたのは、

散髪の髪剃りで、いけない不治の病をうつされては納得できないからです。



毎晩、ニンニク山盛りの焼き牡蠣を食べていたので、

ニンニクやニラの臭いをぷんぷんさせていた性か

「ハンコンレン?(韓国人)かと聞かれたのも無理は無い。



帰国前にも、もう一度行って散髪代を節約する予定です。



もともとセコイのが、どんどん酷く成って行きます。

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此の頃に、諸悪の根源として

ネットカフェを許可しない方針をニュースでしていました。



娯楽が少ない性なのか、数百席クラスのネット屋がいっぱい有りますが、

それでも満席で、使えない事も度々です。



海口 (地図)で通っている所は比較的空いていて、

特に女性客が少ない様に思います。



理由のひとつはトイレの臭いと汚さでしょう。



数時間ネット(ゲーム)するのも多いので、トイレは重要です。



此のネット屋に限らず中国のトイレは、

清掃員が太いホースで水をぶっ掛けるだけなので、

常に下はビショビショに濡れている。

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其れすらしていない二つの小便器は、

白セメントをぶっ掛けた様に石灰状の物がこびり付き臭いも酷い。



連れションに成っても、誰もが片方でしかしないのは、




女性用は知りませんが、

同じ様か、これ以上の状態なのは想像付きます。



それでも此処に来るのは、空いているのと日本語が打てるからです。

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普通、店には専用の清掃員がいますが、

此処の様に居ない所は誰も何もしません



何年もしません。



暇でもしません。



便所掃除で雇われた訳で無いのでしません。



公衆便所ではない普通の店の便所でも、

おぞましい状態や詰って使用不能で放置された便器は

当たり前の事です。




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海南島の北端にある海口市(地図)は、近代的な大都市で、

ほぼ同じ大きさの九州で言えば、

福岡市くらいと位置も都市規模も良く似た感じです。



南に下れば中国のハワイ三亜市がある他は、

田舎なので長居の予定をしています。



気温も23度程度で、快適で食べる物も旨い。

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数え切れない位有る海鮮屋台では、

肉よりは高くてホタテは、10ヶ15元≒240円で、まずまずだが、

日本では売っても居ないような貧弱な秋刀魚や子供の掌位のイカが、

4元≒65円、見た事も無い掌位の不味そうな魚が10元と価値観が全然違う。




10個10元≒160円と安くて旨いので、毎日食べに行きました。

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海辺の海口市なら安心して貝や魚が食べられそうですが、

流石に、生牡蛎は売っていないし、有っても食べる気はしません。

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置いている所もありますが期待する方が間違っているので、


文句を言われたり、嫌な顔をされた事は一回も有りません。

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先に焼き牡蠣を注文して、ビールを買いに行こうとすると

バドガールならぬ、珠江(チュージャン)ガールが注文を取りに来ました。



何時も、臭いが安い、

普通の珠江啤酒チュージャン ピージョ(ビール)を頼む事にしています。

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処が普通のチュージャン ピージョは無く、

チュージャン生ピージョで良いかと聞きます。



バドガールのぴちぴちスーツまで行かないが、それなりの格好です。

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「シー いいよ」生だから一本4元か、との計算でした。



何と持ってきた時に注いでくれ、

お釣りを持ってきた時にも、また注いでくれて6元≒95円もしました。



滅多に無い事だが、注いで貰うと1元増し、

スカートを穿いた小姐だと更に1元増しの鉄則は生きていました。



昨日までの様に、

隣の万屋喫茶店?で、3元の珠江啤酒を買う事にしよう。




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2月14日に大阪を発ちアモイから沿岸部を南下して、

ちょうど一ヶ月目に、中国のハワイ海南島に着きました。



大きさは、台湾や九州と同じ位で、

緯度的には北ベトナムと同じ位です。

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島への船は、幸運にも揺れの少ない高速艇でしたが、

如何も中国人は乗り物に弱いようで、

スコールは強かったがベタ凪で波も無いのに、多く客が酔っていた。

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近くに座った若者は、乗るなり消化の悪そうなカップ麺を

中途半端な堅さのままかき込んでいて酔っていたが、

酔い止め薬を渡す気は起こらなかった。



男だから渡さなかったのではなく、状況判断が出来ない様なので、

仕方がないと思った。



また薬を渡すには酔った者が多過ぎで、

自分も釣られて酔うのではないかと係わりたくなかった。



酔わずに済んだのは、食べていなかっただけではなく、

其処まで余裕が無かったのだろう。

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どちらにしても、とてもハワイは連想出来ないままに

海南島の北端で、一番の都市海口新港に、

海峡や港の様子が分らないまま着きました。



何時も新しい町で、重い(12kg)荷物を背負っての宿探しは疲れる。



海口(地図)は長居するので、地図を見て賑やかな中心部まで歩き

決めた春雅賓館(大同路22号 089866551566 (50元≒800円)は、

この旅で1・2のフル装備☆級の立派なホテルでした。

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4階だけのテナントホテルなのに、部屋番号は8407号室。



おっさんにしては高級ホテルだが、何千室も在るのでは無く、

先頭の8は、縁起担ぎの飾りで、

4階の7号室の意味で20室あるかないかホテルです。



1~3階はテナントが入っていて、

ゴミだらけの階段を上がった4階です。



この汚い階段を綺麗に出来ないのが中国で、

ホテルには何の関係も無いらしい。

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入り口には、旧正月から一ヶ月も過ぎた3月18日なのに、

まだクリスマスツリーを飾っている。



何処の都市か忘れたが、遊園地の乗り物の音楽はジングルベルで、

塵収集車もジングルベルを鳴らしながらやって来る位だから

如何って事無い様です。



ホテルの小姐に、季節外れで見っとも無いから撤去する様に言ったが、

賑やかで奇麗だから好いじゃないかと却下された。

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泊まった部屋は、

2坪以上も在る広いシャワールーム付き浪漫標準間にヌード画が飾られ、

枕元にはコンドーム(3ヶ10元≒160円)も完備され

休息なら20~30元(320円~480円)で、

おまけに、受付は何時も全員ぴちぴちロリギャルです。



しかしラブホーでは在りません。



隣は、朝夕二部制の中学校で、階下の2階には、

中学生塾が有るのだから、絶対にラブホーの筈が無い!



と思う。




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