アジア放浪と里山輪行

ボッーと流されるままの人生を送って居る時、澤木耕太郎の放浪記「深夜特急」に感化された貧乏放浪旅です。 将来僅かな年金で沈没(旅の途中長期に留まる)しながら放浪をするには、如何ほど有れば出来るか、リタイア生活の予行演習でも在り、日本人に生まれた幸せの確認旅でも在りました。 男のロマンか経済格差を利用した卑怯者か?

2008年05月

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宿を朝早く出た物の、バスを乗り違えて、

メークロン線のバンコク側始発駅ウォンウェンヤイ駅に、

着いたのは昼過ぎに成ってしまいました。

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終点マハチャイまでのコンピューター発券は、B10≒¥30でした。




既に4両編成のディゼルカーが止まっていて、

車内に入るには、低いホームから乗るので、ステップを上がって乗車します。

ステップ付き以外は、古い日本製車両なので違和感もありません。




一直線に伸びた線路は20分位で家並みが途切れ、

湿地帯のジャングルを走ります。




線路状況が悪いのは、ローカル線ですから仕方が無いが、

茂った木の枝が車体に当たる。





二日前に、空港まで乗った幹線では、信号機や軒先が近かったが、

当たるほどでは有りませんでした。




幾ら成長が早い南国の樹木とは言え、手入れが悪すぎる。

湿地帯なので、停まる駅は田舎のジャングルばかりで、

乗り降りも余りありません。




意外な事に、バンコクを離れて行くに連れ、

だんだんお客さんが、減って行くのではなくて、

郊外の漁港マハチャイ方面に行くお客さんの方が多かった。




途中3~4ヶ所すれ違い出来る駅が有ったが、踏み切りの設備も有りません。

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一番驚いたのは、車両の全扉を開けっぱなしで走る事です。



市内電車の様にトロトロ走るのなら掴まってさえいれば

気持ちが良いが危ない。




其れでなくとも低いホームから乗る為に、

扉の所はステップに成っているので足元が悪く

其れなりに飛ばすので揺れて危ない。




車庫に入っている車両までも開けっぱなしなのは、

付いている開閉釦が潰れているからでしょうか。




途中町は無く村の様な所ばかりで、終点の町マハチャイに着きました。

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ホーム反対側の市場には、改札もないので、そのまま行けます。




時間が遅い(本数が少ない)ので、乗り継げませんが、

直ぐ近くのフェリーに乗って、乗り継ぎ駅のある対岸に向かいました。

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川が大きく湾曲して島のような感じです。

漁港なので、干物等の海産物は売られているが、シーフード料理店を

暑い中歩き回って探しましたが見付けられませんでした。

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見付けられなかったのは、乗換駅のバンレーム駅も分かりませんでした。

地図は、後日ブログ用に探し出した物で、

鉄道駅だから直ぐに見付かると思っていたのは大間違いでした。




超ローカルの始発駅は、ひっそりと目立たない所に有ったようです。

フェリー乗り場やバンレーム駅から続く線路も全くの推定です。




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タイ紹介のツアー番組で、

線路の上に店を出し列車が来る度に片付けを繰り返す露店を

よく取り上げていますが、

今日は、そのメークロン線に乗りに行く事にしました。

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メークロン線の始発駅ウォンウェンヤイ駅というのが





其処から、マハチャイ(サムート・サコン市)まで行き、一旦終点に成ります。

そこのマハチャイ川には鉄道橋はありません。

お客はフェリーで対岸に渡り、

対岸の駅からさらに西のサムート・ソンクラムまで鉄道がつながっています。





フェリーで2本の鉄道がつながっているのですが、

マハチャイから先は4往復(時刻表)しか走っていません。

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おっさんが泊まっているルンビニからは、

106番バスでタクシン橋を越え西に一本道です。

シーウィ解剖学法医博物館と似たコースを通り、距離は半分です。




タクシン王像がある大きなロータリーが目標で、

降りた所のウォンウェンヤイ駅に行く予定でした。




ところが、乗ったバスはタクシン橋の方へは行きません。

乗り違えて(109番)に乗ってしまったのです。




直ぐに気が付いて降りて106番バスを待ちましたが、

幾ら待っても来ません。




後で分かったのですが、同じ交差点でも違う所で待っていたようでした。




例に依って朝ぐずぐずしていて時間はギリギリだったので、

4往復しか走っていないマハチャイから先はこの時点で諦めました。




次に乗った115番バスは、

西へ行った物のチャオプラヤ川を渡らず南下します。




このバスも降りて、フェリー乗り場を探しますが、

川沿いにも出られません。





突然目の前をトッケイ?オオトカゲ?が道を横切りました。

街のど真ん中で、こんなに大きなトカゲが居るのも驚きです。


トッケイを見たのだと思っていました。

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賑やかな露店が並ぶ一帯を覗いたりして、

やっとシェラトンホテル横から出ている専用フェリーで対岸に行けました。




地図を見ると此処から駅までは、西へ一本道で歩いてでも行けそうです。

処が、歩いても、歩いても駅は見えません。




余程、この通りに一系統しか走っていない

57番バスに乗ろうかとも思いましたが、

もう乗り違いはしたくはないし、もう直ぐ駅のはずです。




その筈が随分あって、

路面電車停留所の様な駅に着いた時は、

宿を出て4時間以上も経っていました。




順調なら30分も掛からなかったでしょう。

列車に乗る前に今日の記事は終ってしまいました。






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チャオプラヤ(メナム)川の船に乗る時には、何時もタクシン橋に行きます。

此処からワットアルン(暁の寺)やカオサンまでは何回か乗っていました。

今日は、終点のノンチャブリ(Nonthaburi)まで船旅を楽しみます。

本当は、更に先のアユタヤまで川を遡りたいのですが、時間が有りません。





殆どの人は、此処ノンチャブリで降り、釣りをしている人もいます。

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そして帰りの便を確かめると19:10 19:30 と書いてありました。




少しだけ郊外かなと感じさせる程度で、田舎ではありません。

そして川沿いには魚貝料理の屋台がいっぱい並んでいて、

お客さんは、皆高そうな料理を頼んでいます。




ムール貝とビールを注文しましたが、

隣が頼んだカオパット(焼き飯)も欲しくなり、それも食べる事にしました。




川沿いの舞台では、さっきからエアロビックをしています。

暑い性か、夕方に屋外でしているのを良く見ました。

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最終便10分前の19:20に乗り場に行くと人気が有りません。

もう最終便は、出たのでタクシーで帰るか、明朝来てくれ言われても、

泊り掛けで来た心算はない。




ルンビニに帰るバスは、65番かスカイトレンと言うが、バスは来ないし、

駅は大分離れているようだ。




バス路線図を出して、老眼鏡に架け替え、

ペンライトで照らし、更に天眼鏡を使って小さな文字を追います。

情け無い事に、此の位しないと地図や薄い色の小文字は読めません。




32番バスが、カオサンの近くを通るので、それに乗る事にしました。

カオサンまで行けば何とか自力で帰れます。




来た32番バスに乗ると

広い道に出た途端に左折して北(空港方面)へ向かいます。

番号は有っているが、逆方向行きのバスに乗ってしまい慌てて降りました。




そのまま反対側車線のバス停で待てば良かったのですが、

何車線も有る広い道路なので、渡り難く南下して行くとバス停がありません。

今更戻るのは嫌なので、暗い道を1km以上歩きバスを待ちます。




暗いから番号も見難いですが、来た32番に乗れました。

もう下手を打つ訳には行きません。

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カオサンのメイン道路を通るなら、行き過ぎる事はありませんが、

西の端をかする様に通るので窓の外を見続けます。

セブンイレブンが、こんなに多いとは思いませんでした。




そして見覚えの有るカオサンの街並みが見えホッとしました。




カオサン通りを横断して15番バスに乗り替えると、

夜とは言え、知った所ばかりを通り、

そのままルンビニタワー前を通るかと思ったら、タクシン橋方面へ行く

慌てて降りゲストハウスまで2km程歩いて帰りました。

宿に着いたのは22時頃でした。




ノンチャブリからタクシーで帰って来ても

多分B200~B300(\850)位でしょう。




もう一時間も遅ければ不本意ながら使わずには、居られなかったでしょう。

タクシーは使わず、迷子にも成らず、自力で帰れた満足感と同時に

帰れて良かったと思ったものでした。




まるで、園児に、初めて買い物をさせるTV番組

“初めてのお使い”のオジン版の様でした。




ベトナムのハイフォンでも迷子に成ったのに


読んで貰えると嬉しいです。




下に自分の記事をトラバックして置きます。




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