アジア放浪と里山輪行

ボッーと流されるままの人生を送って居る時、澤木耕太郎の放浪記「深夜特急」に感化された貧乏放浪旅です。 将来僅かな年金で沈没(旅の途中長期に留まる)しながら放浪をするには、如何ほど有れば出来るか、リタイア生活の予行演習でも在り、日本人に生まれた幸せの確認旅でも在りました。 男のロマンか経済格差を利用した卑怯者か?

2007年10月

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日本の洒落て個性的なマンホールとは大違いの防盗マンホール蓋




中国の街は汚いが、公園は別。

外人は、人民公園入園料35元なので躊躇していたら、

南寧では珍しい白人が中に入っていった。




おっさんは、南門に回ってキャップを脱ぎ、

中国老人に成り切り、2元で入場成功。




潜水艦に乗って機雷を撃ち当てると池の汚い水が噴き上がる。

其処んとこは中国だから音の出ない機銃や不発弾もある。




15分15元だが、

時間通りに帰らない客も居るので押金(ヤーチン=保証金)30元前払い。




奇形児の見世物3元は、教育目的らしいが、

どう考えても此処には相応しいとは思えません。




皿を深くしたようなホーロウ製器に、

コンドームを被せるように薄いビニ袋を被せて、米緬(2,5元)が出された。




タイでも一旦それに入れて、ビニ袋だけの持ち帰りは良く見ましたが、

中国では、洗うのが面倒なので被せているようだ。




それは麺類だけでなく皿にも被せられ、

その器に消毒済みシールが貼られている。

新品かと思うと全部貼られている。

卸してから洗った事が無いのかな?




電気街で、昼過ぎからビールを二本飲んで、

日本語メールを出来る処が無いかと聞きまわっていると

親切な店が、何軒か電話をして4星ホテルを紹介してくれ、

タクシー(7元)に乗せられた。




足がすくむ様な高級ホテルで、

日本語を話せる奇麗な小姐が出迎えてくれ、

パソコン用特別室に通されました。




係員が30分程格闘して、やっとひらがなだけ打てるようになった。



方式が違ってキーが分かり難く嫌に成ったが、

一生懸命セッティングしてくれたので止める訳に行かず、

嫌気を指していたが、

一時間弱(34,5元)して高く付いてしまった。




行く気は無いが、駅近くの怪しい店。




鉄製の格子下水フタやマンホールに鎖や 防盗の文字。




鶏や蛇の血を貝に入れた軟膏も売られている。




それでも、次の町に行こう。




海洋リゾートの北海、惹かれる地名の防城港も良さそうだが、




半年前の事。

中国側が堤防工事を始め、

ベトナムが自国領と主張する中州の近くまで

土砂を敷き詰めたことが発端で、

国境の川の両岸から約10日間、

国境をめぐり双方の兵士や住民約400人が断続的に投石し合い、

多数のけが人が出た。



こんな事件の有った国境は、

どんな所か見逃す訳には行かない。
 




しかし東興(トンシン)からべィエトナムのモンカイ国境ルートは、

ネットや本で調べた限りは、確実に越えられるか分からない。



http://news.searchina.net/id/1570164?page=1

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列車が着いてからもゆっくりしていた性か、40元のシングルは無く45元

(¥675)のツインに部屋が取れました。




部屋には、トイレとシャワーは無く、洗面所も無い。

多分、洗面所が有れば、そこで小便されるからだろうと思います。

それでもオマル代り?のポリバケツは有りました。





とり合えず9時まで寝ましたが、トイレ洗面シャワーに行くのが大変、


 着替え・タオル・洗面具・洗剤それに貴重品・濡

れた物を入れるビニ袋。


それを便所やシャワー敷居内(個室ではない)の貴重品入れに収めて各用事を済ませます。




何でそんなに荷物を持って行くとお思いでしょう。




迎賓飯店は、省都南寧駅前も駅前、大阪で云えば阪神百貨店。

片側ガラス張りのエレベーター付きで、

英語も通じ外人客も泊まるホテルですが、此処は中国。




鍵は渡されずトイレが終わって部屋に入る時、
各階にいる小姐にいちいち錠を開けて貰わなければ成らない。




パンツ一丁で頼みに行けないので、ズボンを穿いて行く事になる。

そのズボンを脱ぐ時

ビチョビチョの床で濡れてしまわない様に半パンが必要と成ります。




トイレやシャワーは、1,3m位の敷居なので、

フックや貴重品入れに入れても隣から手を伸ばせばとどくので、

ボーッとしゃがんでも居られない。




それで、一度で済まそうとすると上の様に成ります。




今ならそんな面倒な事はしないが、

一週間前に金をすられたばかりの初バックパッカー、

真剣にしていました。




宿を替わるのが面倒なので、二泊しましたが
 

流石に最後の日はバケツにしました。

多分その為のバケツと思います。

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18:03肇慶火車駅発2571次南寧行き12号車14番上段。

上段を選んだのは、ベッドを邪魔されずにずっと使い続けたかったからです。

車掌に寝台乗車券と引き換えに番号の入ったカードを受け取る。





20両他で500mを越す大編成、12号寝台車だけでも60人が乗れます。





15元の弁当は勿論、玩具や日用品から化粧品まで売りに来ました。




斜め下の子供が咳きをするのは仕方が無いが、おっさん達の話し声が喧しい。




荷物棚に持ち込んだミニタコで、小物を干していた親子が、3回注意されやっ

としまい込んだ。





下段同士を持ち込んだ板で橋渡しをして

幅広ベットとしていた知恵物家族連れも撤去された。





線路状態が悪く繋ぎ目も小指が入る位

開いていて、良く揺れのろい上に信号待ちも多い。





チェーン錠で繋いだバックパッカーを枕代わりにして、耳栓にアイマスク冷房

対策のヤッケと準備は完璧だ。





標準軌の威力で175cm80kgでも足も伸ばせられる。

読書灯とかスモールランプは端からありませんでした。

南寧着は早朝5:38だが終着なので寝過ごす事はないだろう。





電灯が点けられ、喧しいだけの音楽が流され、南寧到着が近い事を知らせられる。

終点なのでゆっくりしていたら、皆の降りるのが早い。





早朝で暗い上に、百均で買った鎖錠の番号が見難く中々開かない、

老眼鏡にルーペまでも出してやっと開けれました。





車庫入りするのではないかと思う程時間が掛かってしまい、

降りるのが途中駅でなくて良かった。





暗い駅前は、各地行きバスを始めタクシー旅館の客引きがいっぱいで鬱陶しい。




ここからべィエトナム国境憑祥経由ドンダンに抜けるのが王道だが、

それでは面白く無いし、まだVISAも一週間残っている。





予定している東興経由モンカイが、駄目なら戻って来ても良いので、

時刻表だけ控えて置く。




早朝着の夜行なので、予約はしていなかったが、

調べていた駅真ん前にある迎賓飯店に行きました。

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