兵庫県佐用郡佐用町下三河 |
此の頃は海鮮料理屋を目的にルートを組み
何時でも帰られる様に線路際を走って来た。
今回はどちらも無い西播磨の志文川や千種川の上流で
行く度に食事場所にも困っていました。
不本意だが弁当で済まそうと調べていた
コンビニも通り過ぎて仕舞った。
此のルート唯一の村食堂に入ると
レトロ感たっぷりの店内に、
うどんそば丼等10程のおしながきには
値も書かれて居ないが
新聞がホッチキスで綴じられていたから
其れなりにお客はいるのだろう。
猫舌なのでと注文して驚く
多分湯で戻したインスタントらしき貧相な焼きそばが
\700もしてガッカリしたが
他に店が無いのだから仕方がない。
7/13~7/28佐用町南光ひまわり祭り開催します |
村一軒だけの独占店は強気だ。
値量ともに納得出来ずに店を出たが
直ぐに食べさせて頂き有難かったと思わされた。
予定では何とか耐えられる程度の
九重谷峠と切窓峠を越えれば
里山原風景の菅野川沿いを山崎町に下って行けます。
しかし未だ昼前なので千種川沿いを遡って行くと
意外にも勾配が無く快適に千種町に向かいます。
それは10㎞以上前から案内されている道の駅ちくさで
昼食を食べ直しをする為だったのだが今日は定休日だった。
其処から千種町中心部まで5㎞走りながら、
もし貧相焼きそばでも食べ逃して居たら
空腹で冷静に走られなかったかも知れない。
もうひとつ考えて居たのは、
此の先を北に行けば山奥で行き止まり、
西へは標高1,000mの峠越えの岡山県で全く問題外
東は以前から行って見たかった
鳥ヶ乢(とりがたわ)トンネルで
抜けても600m前後の峠越えに
恐れをなしビビって行けず仕舞いだった。
鳥ヶ乢(とりがたわ)トンネル |
楽なのは同じ道を引き返す事だが、
幾ら病老人とは言え単純往復の撤退は無いし、
せっかくのラストチャンスを逃す事に成る。
千種町は標高300m位か?
行く心算が無かったので地図も持って居ないが
国道の一本道・…の筈、
陽も長く暑さも我慢できそうだし
予備のポカリもどきも買った。
ポツンと一軒家? と道の駅「みなみ波賀」揖保川水系引原川 |
気の性か空気も薄く感じ、何度休憩をした事だろう。
其の度に引き返すのなら今か
今なら距離は在るが微々下り坂を転がる様に帰られる
今か今なら今か今ならと
何度も思っても引き返さなかったのは
其れなりの平均した上り坂が続き
トドメを刺される程の急坂が無かったからだ。
トンネルらしき物が見えても手前の
別トンネル(実際は無かった)かも知れないので、
ショックを受けない様に、
ぬか喜びもしない様にしよう。
随分可也相当上ってからと思い込むようにしていたので、
入口が見えた時は本当に嬉しかった。
そしてトンネルに入ると同時に下り坂に成った時は、
麓の町(波賀町)や宍粟市山崎は勿論
遠く数十㎞先の姫路まで微々下り坂が続き
電動自転車状態で走られるのが確定し、
もう登る事は無いと思えるだけで
今迄の心配や不安感が一気に吹っ飛び
達成感でいっぱいに成った。
波賀町からは揖保川沿いを南下し
与位の洞門に寄る事も忘れなかった。
与位の洞門 宍粟市山崎町揖保川 |
素通りした山崎町で陽も暮れ、
駅が在り其れなりの街で
両手両足で数えられないほど行って居る
新宮町での食堂探しにまた手古摺った。
姫路行きに乗ろうと余裕を持って店を出て
駅で自転車を畳んで居る最中に列車を見送る羽目に成った。
鉄ちゃんなのに上りと下り時間を逆に見ていた
情けないミスだった。
姫新線太市駅 21:36発 姫路行 次は1時間後の最終だった |
次の一時間を待つ事が出来ず
土地勘は在る物の暗い田舎道を3駅先の太市駅まで行き
10分待って其の一時間後の同じ列車に乗ったが
危険な目をしただけで何の意味も無く
固定用のゴム紐をどちらかの駅で忘れたが
何時もの事なので書く程でも無い。
朝5:15に起き、日が変わった0時15分帰宅で
喰った喰ったで90kmほど走った様だ。
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