園の奥に有る円形の演舞場(写真地図で舞踊ショウが始まります。
満員の客は、ほぼ全員が団体の中国人の様で、
場内で買い求めた食べ物を食べながら開演を待っていました。
やがて舞台だけでなく舞台前まで数十名のタイ族小姐の歌と踊りが始まり、
壮観かつ華麗な眺めでした。
全員スラリと背が高くスタイル抜群の美女揃いなのには驚きました。
田舎町のチープな歌舞ショーと思っていただけに、良く揃えた物です。
わざわざ出直して来て良かったと思いながら見ていると、
舞踊ショーの最中に、分け入って記念写真を撮り出した。
其れも一人二人ではありません。
撮らなければ損な様に次々演舞場に入って撮り巻くって居ます。
奇麗な踊子を撮るのではなく、酔っ払いでもない良い大人が、
踊り子の横に立って無理やりのツーショットを
ピースサインをしながらの恥しい限りの大バカ写真ばかりです。
中には、主役とダンスと合唱する者までいます。
もちろん連れも舞台に上がって其れを撮っている。
演者も逆らわず手を取って一緒に踊っています。
他の見物客も咎める様子は有りません。
呆れて、白けるだけでなく一気に怒りが込み上げて来ました。
中国人の写真好きや自己中等は、十二分に知っていましたが、
これ程酷いとは思いませんでした。
常識以前の出来事で、
中国人は民度が低いと言って話題に成った
某知事の石原〇太郎氏の発言を思い出し、
人民とは人種が違う事を認識させられました。
ショーが終ると演者と記念写真を撮る時間も設けられている処か、
演者には番号札が取り付けられていて、
美人コンテストの様な事までしているのにも関わらずでした。
カメラを持っていなくても、
デジカメで撮った写真をその場で
プリントアウト(2Lサイズ10元≒140円)して貰えます。
これも順番待ちの凄い人気です。
ついでに書きますと
人民は、風景だけの人が写っていない写真は撮りません。
必ず景色や看板の前で、
日本人なら気恥しくて出来ないモデルがする様なポーズを取って
観光証明写真を撮ります。
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