昨晩バンコクを発った夜行特急は、チェンマイに向かっています。
目が覚めた時に、窓の外を見ると真っ暗なところを走っていて
どの辺りか見当も付きませんし、
本格的に目覚めるのが嫌なので、
薄目でチラッと見る限りは、大陸らしい平らな所です。
やがてランパーンに着きました。
チェンマイは、8年前(97年)行った時に、
起伏の無い所を通っていたバスが、ランパーンを過ぎた辺りから、
峠道を結構走った様に覚えています。
時間は、8時半を回っています。
チェンマイ着は、9:05ですから、
案外離れていないのだと思っていましたら、
今までと違い急勾配を喘ぐ様にスピードも落ちます。
でももう直ぐ、もう直ぐと思っていると遅いし、
時間も9:05は過ぎてしました。
どうも列車は、遅れているようですが、放送しているようには思えません。
していても分からない事だが、
日本の感覚で予定を立てていたらエライ目に会いそうだ。
結構広い道の踏切には、普通の交通信号が、
線路の大分手前に設置され、通過を待っています。
遮断機もX型の赤く点滅し鐘が鳴る警報機もありませんでした。
一時間ほどのドンムアン空港駅に行った時も
行き帰り共に20分程遅れていたので、珍しい事では無い様です。
田中の切符をバンコク往復にせず、帰りをチェンマイ出国にして正解でした。
結局チェンマイ到着は、三時間遅れの正午でした。
特急券の払い戻しや延着証明をうんぬんと、怒って騒いでいる人もいません。
予定時間に着く事より、無事着いた事の方が大事なのでしょう。
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