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実に旨く出来ていて、各コース、各日程のツアー客を皆一緒に乗せて行き、

ある地点で同時に離散合流をします。




そんな訳で、最初から最後まで一緒の客は数えるほどです。



それを英語で言われるので、

乗り間違えないようにするだけで随分気を使いました。

延泊も自由で、明くる日やその次の同じツアーに合流すれば良いのです。




頼みの女子大生達はとっくに降りてしまい、

コバンザメの様にしがみつこうにも日本人は、おっさん一人だけでした。

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ミトーにベンチェーを経由、

定番のフルーツ園や米菓子にココナッツキャンディ工場等を巡ってからの昼食は、

高い日本人向けツアーの様にメコン名物の象耳魚料理は有りません。




イタリア人カップルと韓国人コンビと一緒に昼食しますが、

会話ははずみません。




全員おっさんほど酷くは無いものの共通語(英語)は、もうひとつです。




表に出ると高校が近くに有って、アオザイ姿の女高生が帰る所でした。

何度見てもアオザイは、良いですね。

嫌らしく思われない程度に見させて頂きました。

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其処からボートに乗り換えてメコンクルーズです。



80歳前後のオーストラリア人のおばあさんが、一人で参加していました。

話を聞くと、息子を始め親戚一同が、世界中に散らばって住んで居て、

なかなかグローバルです。



そして元気です。




フルーツ園では、先に降りた若いファラン(白人)が桟橋で待っていて、

おっさんに、おばあさんの手を引いて降りるように眼で言います。

この辺が日本人と違うところで、実にスマートで自然です。




もちろんお婆さんも、日本の老人の様に変に遠慮や見得を張ったりしません。




素直に嫌味でない貴族の様に優雅に降ります。



手と腕を取ったおっさんは、凍り付くほど驚きました。




婦人の腕は、

乾燥して漬け物に浸ける前大根の様な

タクアンと同じ触感をしたのです。




気丈で足手まといに成らない様に明るく振舞っていたおばあさんも

歳は隠せません。

同時に老いの怖さを知ったのでした。




フルーツ園で時間掛けて味あうのも日本人ツアーと違うところで、

せかせかと次を急ぐ事もしません。



次に乗った時は、

お婆さんの手だけを取る嫌なおっさんでした。



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